メリクレット メリーバッドエンド
メリクレット メリーバッドエンド
なんだこれかっこよ。
わたしの知らない音楽が詰まってる、わたしの知らないをいっぱい教えてくれてる。
ボカロを思い出すような始まり、曲が始まったと思ったら拍頭に空白、かと思えば絶対に観客のクラップが入るような展開、このめまぐるしさ、好きです。なんてったってきいてて飽きない。いや当たり前に飽きないんだけど、興味がわいた瞬間の感情が連続する。
あっというまにやってくるサビは、こぶしをあげるタイミングを焦らされる、意外とあんまないよねこの爆発の仕方、聴く方も慣れてないと拍を見逃すから、聴かせるためにもリズムセンスが必要だったりする。でもそんなんされたらこっちは必死で追いかけますよ?てかちゃんと聴かせてくれる。
そしてなんとしてもこのバンド負けしない声よなぁ。
ボーカルのちぺちゃんとは、去年の秋わたしが行った北海道遠征で出会ったんやけど、輪郭がしっかりしたような音を鳴らす人で、今回の楽曲でその声が爆発してる気がする。開く瞬間の花火くらいのチカラがある。笑
あとは声の強さや埋もれなさを、高さで補ってないところがすごい。ほんまに声の強さで勝負してるイメージ。
またちぺちゃんと音楽したいなぁ(匂わせ)?
そうこうきいてたら、
さっきと同じメロディーのところで伴奏が全然違う刻みしてるやないか!
てかこういう音の仕掛けの数が多すぎる、わたし、まだまだ知れるんだな、まだまだ音楽やれるんだな、って思う!貴重なインプットです、もうほんと、メリクレットは生まれてきてくれてありがとう。
最後に歌詞に触れさせてください。
一言だけ。
バッドエンドにメリーがつくのは、この音楽があるから、
そう思わせてくれました。
無限大だな音楽!